专利摘要:
無線受信機をチューニングするためのシステムは、ダウン・コンバートされたデジタル誤差信号を与えるように構成された無線受信機、第一局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル・シンセサイザ回路、第二局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル自動周波数制御(AFC)回路を含み、ここでデジタル・シンセサイザ回路はデジタルAFC回路が停止したときに第一局部発振器制御信号を生成するために起動され、第一局部発振器制御信号が希望する局部発振器周波数の推量に一致し、デジタル・シンセサイザ回路が停止したときに第二局部発振器制御信号を生成するためにデジタルAFC回路が起動される。そして、第二局部発振器制御信号は希望する局部発振器周波数に一致する。
公开号:JP2011515962A
申请号:JP2011500976
申请日:2009-03-20
公开日:2011-05-19
发明作者:シー,イン;ロール,ブライアン,ジェイ
申请人:スカイワークス ソリューションズ インコーポレイテッド;
IPC主号:H04B1-16
专利说明:

[0001] 携帯電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDAs)や他の通信装置のような移動通信装置は多くの場合、複数の無線受信機またはトランシーバを有している。例えば、携帯電話は携帯トランシーバ、テレビジョン受信機とFM受信機を有することがある。携帯用FMラジオの消費電力を最小化するために、携帯電話製造会社は最も新しい世代のFMラジオ集積回路(IC)用の外部基準周波数源として、32.768kHz水晶発振器のような低周波水晶の使用を指定している。76MHzから108MHzのFM周波数範囲のチャネルに受信機をチューニングすることができる局部発振器(LO)信号を生成するために32.768kHz基準周波数は何度も増倍されなければならない。]
[0002] 低周波基準源を実施することは多くの設計課題を生じさせる。課題の一つは低周波数(この例では32.768kHz)基準の周波数雑音と周波数誤差が周波数シンセサイザで何倍にも増倍されて、LO信号に大きな周波数誤差と周波数雑音を生じることである。例えば、32.768kHz基準源に関する増倍係数は、LO周波数が102.4MHzのとき、約3125である。LO信号の周波数誤差と周波数雑音は受信機選択度と信号対雑音比(SNR)をそれぞれ劣化させることがある。これらはFM受信機の性能の二つの主要な指標である。更に高いLO周波数(RF)を有する他の無線周波数システムにおいて、もし同じ低周波数基準が使用されるならば、さらに悪くなることに注意すべきである。例えば、LO周波数が約2.48GHzであるブルーツース無線システムでは、32.768kHz基準源が使用されるならば、増倍係数は75680になる。]
[0003] 周波数雑音と誤差の大きな増倍を避ける一つの方法は周波数シンセサイザの代わりに自動周波数制御(AFC)回路を通してLO周波数を制御することである。シンセサイザやAFC回路は両方とも過去に使用されてきたものであるが、一方においてシンセサイザやAFC回路の従来の実施はアナログ色が強く、外部コンポーネントを必要とするものである。]
[0004] シンセサイザやAFC回路を実装する従来のアナログ手法はシンセサイザ回路からAFC回路にスイッチするときに、回路のアナログ性のために過渡雑音やスパイク雑音で悩まされる。他の欠点は大きな容量が使用され、容易にはICに集積化できず、それ故に外部コンポーネントの使用が必要となることである。]
[0005] シンセサイザやAFC回路を実装する他の従来のアナログ手法は位相‐周波数検波器(PFD)、チャージポンプ、及びループフィルタを使用している。シンセサイザ内の電圧制御発振器(VCO)チューニング信号とAFC内のVCOチューニング信号は両方ともアナログ信号である。この実施の不利な点は大きな容量が使用され、容易にはICに集積化できず、それ故に外部コンポーネントの使用が必要となることである。]
[0006] 更に、アナログ加算器は雑音を増やし、あるいは消費電力を増やすことがある。そして、AFCモードにおいて周波数がある窓内に入っている限りシンセサイザはAFC動作に影響を与えないが、それでも余分な電力を消費する。]
発明が解決しようとする課題

[0007] それ故に、これらの課題を克服する、FMラジオあるいは任意のRF受信機に適用できる無線周波数(RF)チューニング・システムと手段を持つことが望ましい。]
課題を解決するための手段

[0008] 無線受信機をチューニングするためのシステムの実施態様はダウン・コンバートされたデジタル誤差信号を与えるように構成された無線受信機、第一局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル・シンセサイザ回路、第二局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル自動周波数制御(AFC)回路を含み、ここでデジタル・シンセサイザ回路はデジタルAFC回路が停止したときに第一局部発振器制御信号を生成するために起動され、第一局部発振器制御信号が希望する局部発振器周波数の推量に一致し、デジタル・シンセサイザ回路が停止したときには第二局部発振器制御信号を生成するためにデジタルAFC回路が起動される。そして、第二局部発振器制御信号は希望する局部発振器周波数に一致する。]
[0009] 別の実施態様も提供する。本発明の他のシステム、手段、特徴、及び利点は以下の図と詳細な説明を調べることによって当業者には明らかになる。この種の付加的なシステム、手段、特徴、及び利点はすべてこの説明に含まれ、本発明の範囲内であり、付随する請求項によって保護されることが意図されている。]
[0010] 本発明は以下の図を参照することで、更によく理解することができる。図の中の構成要素は必ずしも寸法通りに伸縮したものではなく、代わりに本発明の原理を明瞭に示すことに力点が置かれている。更に、図では、同じ参照符号は別の図においても全て同じ部分を指している。]
図面の簡単な説明

[0011] 図1は簡略化した携帯型トランシーバを示すブロック図である。
図2は無線受信機をチューニングするためのシステムと手段を実施することの出来るFMラジオの実施態様を示す簡略化した概略図である。
図3は図2のシンセサイザと自動周波数制御(AFC)回路を示す概略図である。
図4は無線受信機をチューニングするための手段の実施態様を説明するフローチャートである。] 図1 図2 図3 図4
実施例

[0012] FMラジオ受信機を有する携帯型トランシーバと特に関連づけて説明するのだが、無線受信機をチューニングするシステムと手段は、希望する周波数に関連して、特別な無線周波数(RF)キャリア信号にチューニングするのが望ましい任意の受信機で実施することができる。]
[0013] 無線受信機をチューニングするためのシステムと手段はシンセサイザと自動周波数制御(AFC)回路の両方を使用し、両方とも実質的にはデジタル領域で実施され、比較的低い周波数基準源から局部発振器(LO)信号を発生させる。LO信号は受信した無線周波数(RF)信号をダウン・コンバートするために用いられる。]
[0014] 無線受信機をチューニングするためのシステムと手段はハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実施される。ハードウェアで実施されるときは、無線受信機をチューニングするためのシステムと手段は特別なハードウェア素子とロジックで実施される。無線受信機をチューニングするためのシステムと手段が部分的にソフトウェアで実施されるときは、ソフトウェア部分をシンセサイザとAFC回路のいろいろな要素を細かく調整するために使用することが出来る。ソフトウェアはメモリに保存され、適当な命令実行システム(マイクロプロセッサ)によって実行することができる。無線受信機をチューニングするためのシステムと手段のハードウェアによる実施は、当技術では良く知られている、以下の技術の任意の、あるいは一つの組み合わせを含むことができる。即ち、個別電子部品、データ信号に基づいて論理関数を実施するための論理ゲートを有する個別論理回路、適当な論理ゲートを有する特定用途向け集積回路、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などである。]
[0015] 無線受信機をチューニングするためのシステムと手段のためのソフトウェアは、論理関数を実施するための実行可能な命令の順序付けされたリストを包含し、命令実行システム、装置、またはデバイス、コンピュータを使ったシステムのようなもの、プロセッサを含んだシステム、あるいは命令実行システム、装置あるいはデバイスから命令をフェッチして命令を実行することができる他のシステムによって、または連携して使用するために任意のコンピュータ読み取り可能な媒体に具備される。]
[0016] この文書の文脈の中で、“コンピュータ読み取り可能媒体”は命令実行システム、装置またはデバイスによって、または連携して使用するプログラムを含み、通信し、伝播し、または転送することができる任意の手段であり得る。コンピュータ読み取り可能媒体は例えば電子、磁気、光学的、電磁気、赤外線、または半導体のシステム、装置、デバイスまたは伝播媒体であり得るが、これに限ったものではない。コンピュータ読み取り可能媒体のもっと特別な例(限定的なリスト)は以下のものを含むだろう。一本以上のワイヤを有する電気接続(電子)、携帯型コンピュータ・ディスケット(磁気)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)(磁気)、光ファイバ(光学的)、及び携帯型コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CDROM)(光学的)。プログラムが、例えば紙または他の媒体の光走査を介して電子的に捕捉され、それからコンパイルされるか、インタープリートされるか、或いは、さもなければ必要ならば適当な方法で処理され、そしてコンピュータ・メモリに保存されるので、コンピュータ読み取り可能媒体は紙、またはプログラムが印刷された他の適当な媒体であっても良いであろう。]
[0017] 図1は簡略化した携帯型トランシーバ100を示すブロック図である。無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の実施態様は任意の無線受信機で実施することができ、この例ではFMラジオ受信機で実施されている。図1で示されている携帯型受信機は簡略化した例であり、無線受信機をチューニングするためのシステムと手段を実施することが出来る多くの可能な応用例の一つを示すことを意図したものである。多分、当業者は携帯型トランシーバの動作は理解できるだろう。携帯型トランシーバ100は送信機110、受信機120、通信バス125の上で接続されたベースバンド・モジュール130を含んでいる。携帯型トランシーバ100はまたFMラジオ受信機200を含んでいる。受信機120と送信機110は接続138の上でアンテナ142に接続されている。FMラジオ受信機200は接続136の上でアンテナ140に接続されているので、FMラジオ受信機200はFM放送ラジオ信号を受信することができる。無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の部分がソフトウェアで実施されるならば、以下に説明される無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の動作を制御するために、ベースバンド・モジュール130もマイクロプロセッサ135、または他のプロセッサによって実行することができるチューニング・ソフトウェア155を包含する。] 図1
[0018] 図2は無線受信機をチューニングするためのシステムと手段を実施することができる図1で示されたFMラジオ受信機200の実施態様を示す簡略化した概略図である。無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の説明に関連したFMラジオ受信機の部分だけが示されている。図2に示されたブロック図は一般的な、簡略化した型のFMラジオ受信機である。FMラジオ受信機の実際の実施はもっと複雑で、かつ図2で示された機能ブロックに追加された機能ブロックを包含することがある。FMラジオ受信機アーキテクチャは図2で示されたものとは異なることもあり得る。図2で示される信号はまた実信号かまたは複素信号の何れかであり得る。複素信号の場合には、信号経路は同相(I)経路と直交位相(Q)経路を含むことがある。従って、無線受信機をチューニングするためのシステムと手段は、以下に述べるように、実フィルタ、複素フィルタまたは実フィルタと複素フィルタの組み合わせを使うことができる。全ての場合において、この無線受信機をチューニングするためのシステムと手段は実際のアーキテクチャと信号の型に拘わらず適用可能である。FMラジオ受信機200は低雑音増幅器(LNA)202を含んでおり、これは接続136の無線周波数(RF)信号を受信する。この例では接続136を通して受信される信号はアンテナ140からのFMラジオ入力信号である(図1)。] 図1 図2
[0019] 接続204でLNA202の出力は混合器206に供給される。混合器206は接続208を介して局部発振器(LO)信号とも言われる基準信号を受け取る。fLOと言われるLO信号は発振器212によって供給される。接続208のLO信号はまた発振器212の出力を希望LO信号に分割することによって得られる。実施態様において、発振器212は電圧制御発振器(VCO)であることもある。無線機を、fRFと言われる、希望チャネルにチューニングするために、LO信号の周波数fLOは次式のように設定される。即ち、]
[0020] fLO=fRF+/−fIF0 式(1)]
[0021] ここで、fIF0は目標の中間周波数(IF)であり、“+”と“−”演算子はそれぞれ高域注入と低域注入を表している。当技術で良く知られているように、fIF0の値の選択はイメージ・リジェクションとチャネル選択度の間のトレード・オフである。]
[0022] 混合器206はRF信号を中間周波数(IF)に接続214でダウン・コンバートする。LO信号が式(1)に従って希望LO周波数に設定されたとき接続214のIF信号は目標IF周波数fIF0に等しい中心周波数を有する。接続214のIF信号はIF増幅器216に供給される。IF増幅器216は一連のIF増幅器で実施されるが、簡略化のために1個の増幅器として示されている。IF増幅器216は接続214の信号を増幅し、接続222に増幅したIF信号を供給する。IF増幅器216の利得は自動利得制御(AGC)回路(図示されていない)によって制御される。接続222の増幅されたIF信号はアナログ・デジタル変換器(ADC)224に供給される。]
[0023] ADC224は接続222にあるアナログIF信号を接続226にあるデジタル信号に変換する。接続226にあるデジタル信号はそこでチャネル選択フィルタ227に供給される。実施態様において、題名が“近接チャネル電力検出と動的バンド幅フィルタ制御のためのシステムと手段”の2007年3月2日に出願された同時係属の米国特許出願第11/681,211号で記述されているように、チャネル選択フィルタ227は切り替え可能な帯域フィルタであり得る。そして、これは参照文献として全て本明細書に引用されている。チャネル選択フィルタ227の周波数応答は目標IF周波数fIF0に中心が置かれ、希望チャネルの電力以外の他のチャネルの電力を実質上全て取り除くことによって充分な選択度を与えるために鋭いロール・オフを有している。]
[0024] チャネル選択フィルタ227の出力は接続228を介して復調器234に供給される。FMラジオ200の実施態様において、復調器234はフェーズ・ロック・ループ(PLL)として実施される。しかしながら、他の復調器の実施も可能である。復調器234はチャネル選択フィルタ227のIF信号出力からベースバンド情報を抽出し、そして接続242を介してベースバンド情報を供給している。接続242の上にある信号はステレオ復調器(図示されていない)に供給され、デジタル−アナログ変換器(DAC)(図示されていない)に渡されて接続242の信号はアナログ・オーディオ信号に変換されることが可能である。次に、アナログ・オーディオ信号は携帯型トランシーバ100内の適当な処理エレメントに供給され、その結果FMラジオ情報をユーザに供給することができる。]
[0025] ラジオ受信機をチューニングするためのシステムと手段の実施態様において、復調器234は接続236にIF周波数誤差信号も供給する。接続236のIF周波数誤差信号は、それによって接続214のIF信号の中心周波数が目標IF周波数fIF0とは異なる一定の大きさを示している。IF周波数誤差はLO周波数誤差から生じる。だから、そのようなものとして、それはLO誤差の目安でもある。]
[0026] FMラジオはまたシンセサイザ回路240と自動周波数制御(AFC)回路250を含んでおり、それらは実質的にはデジタル領域で実施されている。シンセサイザ回路240はシンセサイザ266を含んでいる。シンセサイザ266は接続264の上の比較的低い周波数基準源を受信する。この例では、低周波基準源は32.768kHz信号であって、名目上32kHz基準信号と言われている。しかしながら、無線受信機をチューニングするためのシステムと手段は32.768kHz以外の周波数基準源を用いて実施されることがある。無線受信機をチューニングするためのこのシステムと手段は任意の受信機応用において有益であり得る。そこでは、比較的低い周波数基準源は何倍にも増倍されて希望LO周波数になる。ここで示される実例では、増倍係数はLO周波数が102.4MHzのとき約3125であり、これはもし普通に増倍されるならば重大な周波数誤差と雑音の一因となるであろう。LO信号の周波数誤差と周波数雑音は受信機の選択度と信号対雑音比(SNR)を劣化させることがある。シンセサイザ266はまた接続208を介して発振器212のLO信号出力を受信する。]
[0027] シンセサイザ266の出力は第一局部発振器制御信号と言われるものであり、接続268を介してスイッチ272に与えられる。スイッチ272は接続125を介して与えられるFMラジオ200を形づくる集積回路(IC)内から発生される“シンセサイザ起動”信号によって制御されるか、またはベースバンド・サブシステム130によって制御される。シンセサイザ起動信号は以下に更に説明される。スイッチ272の出力は接続274を介してレジスタ276に与えられる。以下に述べるように、レジスタ276はシンセサイザ・チューニング・サイクルの終わりでシンセサイザ266の状態を保存する。]
[0028] レジスタ276の出力は接続278を介して加算器254に与えられる。加算器254はシンセサイザ回路240とAFC回路250の出力を結合して、接続256を介して結合出力を供給する。加算器254の出力はデジタル−アナログ変換器(DAC)258の出力を決定するために使用される。接続262の上のDAC258の出力はVCO調整ラインと言われ、発振器212の周波数を制御する。]
[0029] AFC回路250はAFC素子244を含んでおり、これは接続236を介してIF周波数誤差信号を受信する。AFC素子244はIF周波数誤差信号を積分して、接続246のチューニング信号を生成する。接続246のチューニング信号は第二局部発振器制御信号と言われ、スイッチ248に供給される。スイッチ248は接続125を介して与えられる、FMラジオ200を形づくる集積回路(IC)内から発生される“AFC起動”信号によって制御されるか、またはベースバンド・サブシステム130によって制御される。AFC起動信号は以下にさらに詳しく記述される。スイッチ248の出力は接続252を介して加算器254に供給される。加算器254の出力は第一と第二局部発振器制御信号を含む結合された局部発振器制御信号であり、以下に記述するように、デジタル−アナログ変換器(DAC)258の出力を決定するために使用される。DAC258の出力は発振器212の周波数を制御するアナログ・チューニング電圧であり、それによって接続208の上のLO信号の周波数を決定する。]
[0030] 実施態様において、希望LO周波数に発振器212を合わせるために、シンセサイザ回路240はスイッチ272を介して起動される。一方において、AFC回路はスイッチ248を介して停止される。シンセサイザ266が希望LO周波数の極く近傍に合わせた後、スイッチ272はシンセサイザ回路240を停止するように制御され、一方においてスイッチ248はAFC回路250を起動するように制御される。AFC素子244はその後、接続236のIF周波数誤差信号を用いて希望するLO周波数に精密に合わせる。]
[0031] 実施態様に従って、無線受信機をチューニングするためのシステムと手段は、FMラジオ受信機、つまり図2で示されるようなものに特に良く適合する。ここで、IF信号はデジタル化され、チャネル選択フィルタ227と復調器234は両方ともデジタル領域で実施される。そして、接続236のIF周波数誤差はデジタル形式で利用できる。以上に記述したように、シンセサイザ回路240とAFC回路250の両方ともデジタル領域で大部分は実施される。更に、シンセサイザ回路240とAFC回路250は同じDAC258を共有し、その出力は接続262のVCO調整ラインである。] 図2
[0032] 無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の実施態様によれば、発振器212のLO周波数出力をチューニングすることは基本的に2ステップ・プロセスである。第1チューニング・ステップはシンセサイザ回路240を通して始まる。シンセサイザ266は接続208の発振器周波数を接続264の32.768kHzと比較し、すばやく発振器212の周波数を希望LO周波数に近い周波数に発振器212の周波数を設定する。AFC回路250によって形成される帰還ループは、シンセサイザがLO周波数をチューニングしている間は、開いている。]
[0033] 第2チューニング・ステップはAFC回路250を用いる。シンセサイザ回路240がチューニング動作を完了すると、シンセサイザ回路240の大部分は停止してAFC回路250が起動される。例えば、周波数検出器(図3の302)だけが動作状態で留まり、一方においてシンセサイザ266の残余の素子は停止される。以下に記述するように、AFC回路250は発振器212を正確な周波数に合わせる。] 図3
[0034] 図3は図2のシンセサイザ回路と自動周波数制御(AFC)回路を示す概略図である。図300はAFC素子244、シンセサイザ266、及び局部発振器(LO)誤差訂正素子340の記述を含んでいる。AFC素子244はデジタル・アキュムレータ326と増幅器332を含んでいる。デジタル・アキュムレータ326は接続236を介して復調器234から供給されたIF周波数誤差信号に対応したデジタル・サンプル値を受信し、累積する。増幅器332は“Ka”と言われるスケーリング係数を与える。これはAFC回路の時定数を設定し、接続334を介して加算器336に出力を供給する。] 図2 図3
[0035] シンセサイザ266は周波数検出器(FD)302、デジタル・アキュムレータ306、増幅器312及び粗調整素子314を包含する。周波数検出器302はカウンタ316と加算器322として実施される算術演算器を含んでいる。周波数検出器(FD)302はVCO212の粗チューニングと微細チューニングの両方で使用される。周波数検出器302の内部のカウンタ316は接続264を介して周波数基準源と接続208を介して発振器212の出力を受信する。カウンタ316は周波数基準源に従って設定された所定の時間内のLO周期の数を数える。目標カウント値は接続303を介して加算器322に与えられる。カウンタ316からのカウント結果は接続303を介して供給される目標カウント値から引き算される。LO周波数が正確に目標周波数と同じであれば、目標カウント値がカウント結果であることを示している。加算器322の出力はLO周波数誤差を示しており、これは接続304を介してデジタル・アキュムレータ306に与えられる。デジタル・アキュムレータ306は接続304を介して周波数検出器302の出力に対応するデジタル・サンプル値を受信し、累算する。デジタル・アキュムレータ306は、そうしなければ外部部品の使用を必要とする、大きな容量を除去している。増幅器312は“Ks”と言われるスケーリング係数を与え、シンセサイザ回路250の時定数を設定し、接続268を介して出力をスイッチ272に供給する。]
[0036] シンセサイザ・チューニングは粗チューニング・ステップと微細チューニング・ステップを行う。粗チューニング素子314は製造バラツキによるVCO周波数の大きなバラツキを除去する。粗チューニング素子314は大きなチューニング範囲を有しているが、分解能は比較的低い。微細チューニングは小さいチューニング範囲であるが、高い分解能を使用している。粗チューニングはVCO212内部のいく列ものスイッチド・キャパシタ(図示されていない)をスイッチして出し入れすることによって実現される。微細チューニングはVCO内のバラクター(図示されていない)のチューニング電圧を制御するシンセサイザ帰還ループ(接続208で)を介して行われる。粗チューニングと微細チューニングを含むシンセサイザは当分野では周知である。]
[0037] 無線受信機をチューニングするためのシステムと手段の実施態様に従えば、シンセサイザ266は接続208上の発振器周波数を目標周波数の近くに合わせるが、正確ではない。それ故に、シンセサイザ266の実施は非常に簡単になり得る。シンセサイザ266は通常のシンセサイザよりも実質的に簡単である。シンセサイザ266は周波数ロック・ループ(PLL)であって、ここではカウンタに基盤を置く周波数検出器302は粗チューニングおよび微細チューニングの両方に用いられている。この実施態様ではシンセサイザの分解能に対して要求が緩和されているので、これが可能となっている。過去においては、シンセサイザがVCO周波数を正確に目標周波数に合わせる微細チューニングのアナログ性のために、微細チューニングはアナログに基盤を置いた位相‐周波数検出器(PFD)を必要とした。しかしながら、接続236(図2)におけるIF周波数誤差信号がデジタル形式で利用できるので、ここで記述するように、簡略化した実施が可能となる。] 図2
[0038] AFC回路244において、IF周波数誤差情報はデジタル形式で復調器234の内部の積分器(図示されていない)によって容易に与えられる。復調器234はタイプIIの位相ロック・ループ(PLL)である。この復調器の他の実施もまた可能である。接続236におけるIF周波数誤差はデジタル・アキュムレータ326に累積され、DAC258を通して発振器チューン電圧(VCOチューン電圧)に変換される。AFC244はデジタル領域で実施されるので、40Hz程度の低いループ帯域幅が外部部品なしで達成できる。AFC回路244のこのような小さな帯域幅はFM信号において変調された低周波オーディオ信号のどのような深刻な減衰を防ぐのにも望ましいものである。]
[0039] 更に、シンセサイザ回路動作とAFC回路動作の間で円滑で過渡現象の無いスイッチングがスイッチ248と272で与えられる。シンセサイザ回路チューニングが完了すると、DAC258に与えられた発振器制御値はデジタル形式でレジスタ276に保存される。AFC250が起動されると、レジスタ276内の値はその時、これもデジタル形式で、加算器254によってAFC制御値に加算され、結合局部発振器制御信号を作成する。切り替わりは過渡現象がなく、雑音を付加しない。]
[0040] LO周波数がAFCチューニングを介して希望周波数fLOにロックされた後、AFC回路244はまだ生きた状態でおり、その結果LO周波数はラジオ受信のあいだロックされたままでいる。]
[0041] AFC回路244が正しく動作するために、好ましくはLO周波数はAFCチューニングに先行して目標値の近くに適度に合わせられる。加えるに、AFCチューニングやラジオ受信をしている間、LO周波数は如何なる時でも目標値から遠すぎるほどドリフトすべきではない。さもなければ、LOは受信機を希望しないチャネルの近くに間違ってロックさせるかも知れない。これは普通、正常な状態のもとでの事柄ではない。しかしながら、LOが希望周波数から大きくドリフトし、受信機を希望しないチャネルにロックしてしまうようないくつかの特別な場合が存在する。このような状況の一つは、接続136にあるRF入力信号が一時的に失われ、その間AFC回路244は入力を失い、そして入力周波数が再び要求されたとき、LOは既に希望しないチャネルにロックされていて正しい周波数に戻らないほど充分遠くまでLO周波数がドリフトすることができる時である。]
[0042] AFCチューニングのこの欠点は基準周波数源の周波数というよりはむしろ、基本的にはAFC回路244がRF入力の周波数に従ってLO周波数を合わせようとするために生じる。この欠点はLO誤差訂正ブロック340によって対処される。周波数検出器302はシンセサイザ・チューニングとAFCチューニングの両期間中、活性である。周波数検出器302は32.768kHz基準源に対する周波数誤差を測定する。LO誤差訂正ブロック340によって測定されたLO誤差が所定の閾値を超えたとき、これは接続342を介して与えられるが、LO誤差訂正ブロック340は誤差訂正信号を加算器336を介してAFC出力に注入し、VCO周波数にステップ変更を生じさせる。誤差訂正信号によって開始される周波数ステップ変更はVCO出力を希望する目標周波数の極く近傍に持ってくる。これによって、AFC回路244はVCOを正確な目標周波数にロックさせることができる。誤差閾値は充分大きく設定されるので、LO誤差訂正ブロック340の出力は普通の状態のもとではゼロに留まっている。LO誤差訂正信号の注入個所は図3に接続246の前として示されているが、この場合は必要ない。誤差訂正信号は接続328とVCO212の間のどこでも与えることができる、あるいはアキュムレータ326内で与えることが出来る。LO誤差訂正ブロック340によって行われるLO誤差訂正は、如何なる環境においてもLO周波数が遠すぎるほどドリフトすることなく、その結果AFC回路244が希望しないチャネルにロックするのを防ぐのを保証している。] 図3
[0043] 唯一のアナログ・ブロックはDAC258と発振器212であり、これらはシンセサイザ回路240とAFC回路250の間で共用されていることは説明されなければならない。加えるに、発振器212の周波数ドリフトは実際、非常に低いのでDAC258の帯域幅は非常に低く設定することができる。それ故に、DAC258は低消費電力、かつ高分解能で実施することが出来る。実施態様では、DAC258はシグマ‐デルタDACで実施される。]
[0044] 図4は無線受信機をチューニングするための手段の実施態様の動作を説明するフローチャート400である。フローチャート内のブロックは上で述べられた素子によって示された順序で、または順序とは関係なく実行されるか、または別の素子によって実行することができる。] 図4
[0045] ブロック402において、カウンタ目標値は希望するLO周波数に基づいて計算される。ブロック404では、シンセサイザ回路240がスイッチ272を介して起動され、一方においてAFC回路はスイッチ248を介して停止される。]
[0046] ブロック406において、シンセサイザ粗チューニング素子314はVCO周波数を希望する周波数の方に調整する。]
[0047] ブロック408において、シンセサイザ粗チューニングに次いで、シンセサイザ微細チューニングはVCO周波数を希望周波数にもっと接近した状態に更に合わせる。]
[0048] ブロック412において、シンセサイザ266が希望LO周波数のごく近くのLO周波数に同調したあと、スイッチ272はシンセサイザ回路240を停止するように制御され、一方においてスイッチ248はAFC回路250を起動するように制御される。その時、AFC素子244は接続236にあるIF周波数誤差信号を用いて希望LO周波数に精密に同調する。]
[0049] ブロック414において、AFC回路244はロックされ、ラジオは受信モードになる。AFC回路244はVCOロックを維持するように動作を続ける。周波数検出器302は連続して基準クロックに従ってLO周波数誤差を監視し、LO誤差が所定の閾値をこえるとLO訂正ブロック340はAFC回路244に訂正信号を注入する。]
[0050] 無線受信機をチューニングするシステムと手段はラジオ200に外付けされる部品を除去する。これは一つには、シンセサイザとAFCループでのループフィルタがデジタル領域で実施される理由によるものである。この利点は、低コストと小型が非常に望まれる携帯型では重要である。]
[0051] さらに、殆どの以前の問題解決方法におけるシンセサイザでは位相と周波数をロックするために位相と周波数検出器(PFD)、チャージポンプ、およびループフィルタを必要とした。多くの以前の問題解決方法はまた発振器の粗校正のために追加の周波数検出器を必要としている。受信機をチューニングするためのシステムと手段の実施態様において、シンセサイザ244は周波数検出器302とデジタル・アキュムレータ306を含んでいる。周波数検出器302は粗同調と微細同調の両方に使用される。デジタル・アキュムレータ306は別のやり方では外部部品の使用が必要な大きな容量を除去している。発振器212によって与えられるLO周波数は最終的にAFC回路250によって合わせられるので、シンセサイザ回路240の分解能は緩和され、それによって実施を簡略化している。]
[0052] 更にその上、シンセサイザ回路240からAFC回路250への切り替えは過渡的な、アナログ的な雑音を発生しない。加えるに、シンセサイザ回路240とAFC回路250からの第一と第二発振器制御信号の足し算はデジタル領域で行われ、その結果として付加電力を消費する、雑音を発生しそうなアナログ加算器の必要性を除去できる。]
[0053] 更にその上、周波数検出器302はAFC回路の動作中、基準周波数に従ってVCO周波数誤差を連続して監視する。LO誤差訂正回路340は、遠くまでドリフトし過ぎたときにLO周波数を再び中心に持ってくるように訂正ステップをAFCループに注入する。これによって、希望しないチャネルにAFCループがロックするのを防いでいる。]
[0054] 無線受信機をチューニングするシステムと手段はまた、スケール効果を活用できる相補型金属酸化物半導体(CMOS)技術を用いて実施することができ、これはデジタル・ラジオ技術に良く適合する。]
[0055] 本発明のいろいろな実施態様が述べられてきたが、一方において更に多くの実施態様や実施が本発明の範囲内で可能であることは当業者には明らかである。例えば、本発明は特別な型の無線受信機に限定されるものではない。本発明の実施態様はいろいろな型の無線受信機に適用可能であり、またRF信号に同調する如何なる受信機にも適用できる。]
权利要求:

請求項1
デジタルAFC回路が停止したときに第一局部発振器制御信号を発生するようにデジタル・シンセサイザ回路が起動され、かつ第一局部発振器制御信号が希望の局部発振器周波数の推量に一致し、かつデジタル・シンセサイザ回路が停止したときに第二局部発振器制御信号を発生するようにデジタルAFC回路が起動され、かつ第二局部発振器制御信号が希望の局部発振器周波数に一致する、ダウン・コンバートされたデジタル誤差信号を与えるように構成された無線受信機と、第一局部発振器制御信号を発生するように構成されたデジタル・シンセサイザ回路と、第二局部発振器制御信号を発生するように構成されたデジタル自動周波数制御(AFC)回路とを含む無線受信機をチューニングするシステム。
請求項2
第一局部発振器制御信号と第二局部発振器制御信号が混合局部発振器制御信号を形成するために結合される請求項1記載のシステム。
請求項3
デジタル・シンセサイザが更に、基準周波数と局部発振器の出力を受信するように構成されたカウンタ、即ち基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号を与えるように構成されたカウンタと、カウンタの出力を受信するように構成された粗調整要素と、カウンタの出力を受信するように構成されたデジタル・アキュムレータ、即ちカウンタの出力を保存するように構成されたデジタル・アキュムレータと、累積された出力を受信するように構成され、かつデジタル・シンセサイザ回路の時定数を作成するように構成されたシンセサイザ・スケーリング要素とを含む請求項1記載のシステム。
請求項4
シンセサイザ・スケーリング要素の出力を受信するように構成されたレジスタ、即ちAFC回路が起動状態になったときAFC回路によって使用される第一局部発振器制御信号を保存するように構成されたレジスタを更に含む請求項3記載のシステム。
請求項5
デジタルAFC回路がデジタル誤差信号を受信し、保存するように構成されたデジタル・アキュムレータと、デジタル・アキュムレータの累積出力を受信するように構成され、かつAFC回路の時定数を生成するように構成されたAFC回路スケーリング要素を更に含む請求項1記載のシステム。
請求項6
デジタルAFC回路がデジタル誤差信号を第二局部発振器制御信号を生成するために使用する請求項5記載のシステム。
請求項7
発振器の周波数に基づいてAFC回路の出力を調整するように構成された局部発振器(LO)訂正要素を更に含む請求項2記載のシステム。
請求項8
デジタルAFC回路が停止されたとき第一局部発振器制御信号を生成するためにデジタル・シンセサイザ回路が起動され、第一局部発振器制御信号は希望の局部発振器周波数に一致し、かつデジタル・シンセサイザ回路が停止したとき第二局部発振器制御信号を生成するためにデジタルAFC回路が起動され、第二局部発振器制御信号は希望の局部発振器周波数に一致する、受信機に動作できるように結合された送信機と、ダウン・コンバートされたデジタル誤差信号を与えるように構成された無線受信機と、第一局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル・シンセサイザ回路と、第二局部発振器制御信号を生成するように構成されたデジタル自動周波数制御(AFC)回路を含む、無線受信機をチューニングするためのシステムを有する携帯型トランシーバ。
請求項9
第一局部発振器制御信号と第二局部発振器制御信号が結合されて結合局部発振器制御信号を形成する請求項8記載のトランシーバ。
請求項10
デジタル・シンセサイザが、基準周波数と局部発振器の出力を受信するように構成されたカウンタ、即ち基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号を与えるように構成されたカウンタと、カウンタの出力を受信するように構成された粗チューニング素子と、カウンタの出力を受信するように構成されたデジタル・アキュムレータ、即ちカウンタの出力を保存するように構成されたデジタル・アキュムレータと、累積された出力を受信するように構成され、かつデジタル・シンセサイザ回路のための時定数を作るように構成されたシンセサイザ・スケーリング素子とを更に含む請求項8記載のトランシーバ。
請求項11
シンセサイザ・スケーリング素子の出力を受信するように構成されたレジスタ、即ちAFC回路が起動される状態になったときAFC回路によって使用される第一局部発振器制御信号を保存するように構成されたレジスタを含む請求項10記載のトランシーバ。
請求項12
デジタルAFC回路がさらに、デジタル誤差信号を受信し保存するように構成されたデジタル・アキュムレータと、デジタル・アキュムレータの累積した出力を受信するように構成され、かつデジタルAFC回路の時定数を作るように構成されたAFC回路スケーリング素子とを含む請求項8記載のトランシーバ。
請求項13
デジタルAFC回路が第二局部発振器制御信号を生成するためにデジタル誤差信号を使用する請求項12記載のトランシーバ。
請求項14
第二局部発振器信号が停止されたとき第一局部発振器制御信号が生成されて、第一局部発振器制御信号が希望の局部発振器周波数の評価と一致し、かつ第一局部発振器制御信号が停止されたとき第二局部発振器信号が生成され、第二局部発振器制御信号が希望の局部発振器周波数と一致する、ダウン・コンバートされたデジタル誤差信号を供給することと、第一局部発振器制御信号を生成すること(SYNTH)と、第二局部発振器制御信号を生成すること(AFC)とを含む無線受信機をチューニングするための方法。
請求項15
第一局部発振器制御信号と第二局部発振器制御信号を結合して結合局部発振器制御信号を形成することを更に含む請求項14記載の方法。
請求項16
第一局部発振器制御信号が、基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号を供給することと、基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号を粗チューニング素子に供給することと、基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号をデジタル・アキュムレータに供給することと、基準周波数と局部発振器の出力との間の周波数差を示す信号をデジタル・アキュムレータに保存することと、第一局部発振器制御信号用に時定数を作るために保存した信号をスケーリングすることを更に含む請求項14記載の方法。
請求項17
第二局部発振器制御信号と結合するための第一局部発振器制御信号を保存することを更に含む請求項16記載の方法。
請求項18
第二局部発振器制御信号を生成することが、デジタル誤差信号を保存することと第二局部発振器制御信号用の時定数を作るために保存したデジタル誤差信号をスケーリングすることを更に含む請求項14記載の方法。
請求項19
第二局部発振器制御信号を生成するためにデジタル誤差信号を使用することを更に含む請求項18記載の方法。
請求項20
AFC回路の出力を発振器の周波数に基づいて調整することを更に含む請求項15記載の方法。
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